日本人が訴える不調の中でも多いのが、男女ともに『腰痛』だと言われています。

筋力低下や加齢、その原因は様々ですが、最も多くあげられるのは姿勢の悪さです。

背中が丸まった姿勢で、

『長時間座り続ける』 『立ち続ける』 『寝る』 『重いものを持ち上げる』

といったことは、腰に大きく負担がかかり『腰痛』の原因となります。

 

特に、デスクワークの方は何時間も座っているので姿勢が悪くなりやすく、

背中が丸くなった状態が続くので、腰痛になりやすいです。

 

デスクワークの人が腰痛にならないためには?

 

【座りっぱなしの時間を極力減らす】

猫背にならない姿勢を取ることが重要ですが、上記でもいった通り座った状態が何時間も続くと

正しい姿勢を取っていても、だんだんと崩れて姿勢が悪くなっていきます。

 

それを防ぐためには、1時間に1回は立ち上がったり、立った状態で背筋を伸ばし体を後ろへ反らせてあげましょう。

普段生活する中で、前屈みになることは多くても、背中を反らせる動作は意識しなければ中々行わないはずです。

 

 

また、背もたれがまっすぐな椅子を使い、ランバーロール(座る際に腰に当てて使う、負担軽減のクッション)

等を使って腰への負担を軽くしてあげましょう。

 

 

【筋肉の柔軟性を保つ】

腰が痛いからと言って、ずっとコルセットやサポーターをつけっぱなしにしておけば、

筋肉の柔軟性はどんどん失われます。

 

『1日に10回の腹筋』 『1日に3回の腕立て伏せ』 などで構いません。

運動をしましょう。

 

肥満傾向にある人は、減量をすることで体への負担がさらに軽くなります。

 

【楽な姿勢】≠【良い姿勢】

背中が丸まった姿勢、猫背は腰痛の原因になるだけでなく、

首・肩こり・頭痛・眼精疲労などの症状を引き起こします。

また、背中が丸まり肺が圧迫されるようになり、呼吸が妨げられたりもします。

 

猫背は『楽な姿勢』ですが『良い姿勢』ではありません。

正しい姿勢を意識して、自分自身で腰痛予防に努めましょう!!

下記で、腰痛の方必見の簡単なセルフケアをご紹介していきます。

ぜひ、ご参考にしてください(^^)

 

仕事中でも簡単に押せる!!腰痛に効くツボ

【委中】

膝の裏のシワの真ん中にあります。

軽く膝を曲げた状態でゆっくりと4~5回押してあげましょう。

 

腰痛だけでなくむくみにも効果があります。

デスクワークで座りっぱなしで、夕方頃には足がむくんでしまう…そんな方に最適です!

 

腰痛点】

手の甲の人指し指と中指、小指と薬指の骨の分かれ目にあります。

反対の手の親指と人指し指で、挟むように揉んであげましょう。

 

揉んでいるときに、腰を前・後に動かす、横にひねる、

等の運動を加えるとより効果的です。

 

これで安心!腰に負担が掛からない寝方

起きている時だけでなく、寝ている時の姿勢にも注意しましょう。

横を向いて丸くなって寝るのが良いですが、背骨が無理なくほぼ一直線になるのが理想の形です。

膝と股関節は軽く曲げておきましょう。

仰向けに寝る時は、膝を立ててその下に座布団やタオルを敷くか、

膝を立てない場合は膝を軽く曲げ、足の下に座布団・タオルを敷いた上に足をのせます。

 

 

※膝を伸ばしたまま仰向けで寝ると、腰に負担が掛かります。

 

 

仕事をする上で、座る時間が長かったり、重いものを持ち運んだりする作業をする方たちにとっては、

中々切っても切り離せないのが腰痛ですね。

 

上記で紹介したことをするかしないかで、ご自身への体の負担がグッと変わってきますので、

ぜひ、少しづつで良いので実践されることを強くおススメします!

 

また、当店で固くなった筋肉をしっかりもみほぐすのも、もちろん効果的ですよ(^_-)-☆

 

もみくるは、毎日頑張っている皆様の強い味方です✨