春が訪れたかと思うほど暖かい日もありますが、まだまだ寒さが厳しい日もありますね。
そんな日が続く今日この頃ですが、寒さでより一層悩まされる方が多い「肩こり」についてお話をしたいと思います。
「肩こり」は、今やどの世代の方でも悩まされている方は、とても多いのではないでしょうか?
肩がこると鉛がのっているのではないか、と言うくらい重だるくなる。
首も張ってきて、行く果てには頭痛もしてくる…辛いですよね。
普段の私生活の中で引き起こされるものや、病気が原因で起こるもの様々にありますが、
今回、一般的に肩こりになりうる原因を大きく分類しました。
不良姿勢
デスクワーク・長距離運転などで同じ姿勢を長時間されている方や、
パソコンやスマホをじっと見つめているような方がなりやすい傾向にあります。
筋肉の緊張が慢性的になると肩こりになるのです。
体形
肥満・なで肩・猫背・筋力不足などがあげられます。
男性より女性の方が他の部位より肩こりに悩まされるのは、
女性の方が男性に比べて筋力が弱く、
肩にかかる負担が大きいことが原因として考えられます。
ストレス性のもの
緊張しやすかったり、さまざまなストレスに常時さらされている人も
肩こりになりやすいタイプといえます。
体を緊張させる交感神経の働きが優位になり、体の筋肉が強張ってしまうためです。
その他
冷え性・運動不足・歯の噛み合わせ・メガネの度が合っていない…など
上記に当てはまっているものがあるか、探してみましょう。
上記以外にも、肩こりの原因となることはたくさんありますが、
自分がどういったことが原因で肩こりを引き起こしているのかを把握しておくことは、
とても大事なことです。
そんな多くの方が悩まれる、肩こりの簡単なセルフケアの方法をいくつかご紹介いたします。
体を温めて肩こりを改善!
こりは、体の血行を良くしてあげることが改善のカギです。
肩こりは肩の周辺の筋肉である僧帽筋などが緊張で硬くなってしまうことによって、血流が悪くなることから生じます。
血行を良くするために、湯船に浸かって体を温めて血行促進を図りましょう。
《どの程度の温度に入るのが良いのか?》
40℃のお湯に肩までしっかり浸かりましょう。
10分程度浸かるのが効果的です。
これはややぬるめのお湯にじっくりと浸かることで、自律神経の中でも副交感神経に働きかけ、
心身のリラックス効果を生みだすためです。
また、肩全体を温めるために、肩まで浸かって温めてあげることもとても重要です。
入浴後、体が温まっている時に首・肩回りのストレッチをしてあげると尚効果が上がります。
次の項目で、簡単にできる首・肩回りのストレッチ方法をご紹介いたします。
首・肩こりに僧帽筋ストレッチ
《僧帽筋とは?》
後頭部の頭と首の継ぎ目から、腰の少し上にまで広範囲にわたってついているとても大きな筋肉です。
《僧帽筋の役割》
・肩甲骨の動きを補助する
・ものを持ち上げるための筋肉、三角筋の働きを補助する
僧帽筋は上部・中部・下部と三つに分類されますが、肩や首のこりは上部の筋肉が緊張することが主な原因と言われています。
《僧帽筋ストレッチ方法》
1.背筋をしっかり伸ばし、イスに腰かけましょう
2.左手を背中に回し、右手を頭の上に置きます
3.ゆっくりと右斜め前方に頭を倒します
4.首・肩回りが伸びているか意識しながら20秒間キープします
5.ゆっくりと頭をもとの位置に戻し、逆も同様におこなっていきます
《ストレッチをする際の重要ポイント》
・呼吸を止めない
・リラックスした状態でおこなう
・背中が丸まらないよう、まっすぐ伸ばす
・無理に伸ばしすぎない
このポイントを意識するだけで、とても効果的に筋肉を伸ばせますので、ぜひお試しください!
「これで合っているのかな?」
と不安な方は、当店スタッフにもぜひお尋ねください!
もみくるは、日々お疲れの皆様の強い味方です(^^)