冬になるとツラいのが体の「冷え」ですね。
特に女性の大半以上が、体が冷えやすいと自覚しているのではないでしょうか?
ではなぜ、女性は男性に比べて体が冷えやすいのでしょうか?
男性より女性のほうが、「冷え」やすい理由
その理由は、「筋肉の量」にあります。
「冷え」の主な原因のひとつに考えられるのが、「筋のポンプ作用」の低下。
血液は心臓から出て、心臓・血管のポンプ作用と筋肉のポンプの作用で体の隅々まで血液を運びます。
ですが、体の筋肉量が少なくポンプの作用がうまく働かないと、血流が体の隅々まで届かず、
血行が悪くなって体の「冷え」を引き起こします。
男性に比べてもともと筋肉の量が少ない女性は、体が冷えやすくなっているのです。
また、血行が悪くなると、肩こり・むくみなどの原因にもなります。
特に、冬は寒さから体が冷えて筋肉が硬くなり、肩こりやむくみがさらに悪化するという悪循環を起こすため、
体を温めて血行促進をすることがとても大切です。
体を効率よく温める
血行を良くしたり、体を温める方法はいくつもありますが、
その中で、ご自身で簡単にできる方法をいくつかご紹介していきます。
体を効率よく温めるなら、ここ!!
カイロや湯たんぽ等の保温器具で、どこを温めていけば効率よく体を温められると思いますか?
それは首とお腹です。
お腹にはたくさんの静脈が集まっており、首には大きな動脈が走っています。
そのため、お腹や首を温めることによって温まった血液が体内を回るため、体が温まるというわけです。
以前、当ブログ《疲れ目に簡単セルフケア!》でご紹介した、ホットパックでお腹を温めると、
足先までポッカポカになるので、ぜひやってみてください♪
かんたん・便利!体を温めるツボ
「風門(ふうもん)」
前項で首を温めると良いとご紹介しましたが、
体を温めるだけでなく、風邪予防にもつながるツボをご紹介します。
首を曲げると出てくる背骨の出っ張り。そこから2つ下の突起の左右共に、指2本分外側の位置に「風門(ふうもん)」というツボがあります。
東洋医学では、《風の邪気》がここから侵入すると言われており、
この「風門(ふうもん)」を温めることで、風邪を予防することにもつながります。
押してあげる時はうつぶせに寝て、リラックスした姿勢で左右の「風門(ふうもん)」を同時に押すのがコツです。
やや強めで、約5秒の指圧を5回ほど繰り返えします。
「三陰交(さんいんこう)」
下半身の冷え・むくみ、女性特有のお悩みに効果を発揮するツボです。
内くるぶしの指4本分上で、骨の際にあります。
下半身の冷え・むくみが気になるときだけでなく、生理痛・更年期障害などにも効果が期待できるといわれており、女性の方はぜひ覚えておくと便利です。
親指をツボにあて、ゆっくり5~7秒押し込んであげます。
それを3~5分ほど繰り返し、両足に押してあげましょう。
血行を良くするなら、やっぱりもみほぐし!
自分でケアをするのが面倒…忙しくてそこまで気が回らない…
という方に、おススメしたいのが当店でおこなっているもみほぐし!
筋肉をほぐすことで、血行が良くなり温まるだけでなく、疲労回復や体の修復の促進にもつながります。
ご来店いただくだけなので、自分でツボを押す必要もカイロ等の保温器具を用意する必要もありません!
上記のツボを押してほしいという方も、ぜひ担当のスタッフにお申し付けください(^^)