こんにちは、もみくるです!

4月になり少しづつ気温も高くなって、過ごしやすい日も増えてきましたね。

周りでは花々が咲いて、春の訪れを感じます。

さて、今回は日本人の国民病とも言われている『肩こり』にオプションのようについてくる『首こり』について焦点を当てて、お話をさせていただきたいと思います。

【日本人の8割以上がスマホ首】

スマートフォンが普及され始めてから、近年では『 スマホ首』という言葉をよく耳にするようになりました。

スマホ首とはスマホの見過ぎやPCが原因で起こる、首や肩の痛みやしびれが起こった状態のことを指します。

なぜ、スマホを使うことで首や肩に痛みが出てしまうのでしょうか?

【軽く傾けるだけで、首への負担が幼児1人分!?】

皆さんは、自分の頭の重さがどの位あるかご存知でしょうか?

人によって多少違いはあるものの、体重の8%前後だと言われています。

例えるならば、ボーリングの球を細い首の上に乗せているようなものですね。

そんな重い頭を少し傾けただけで、首に対する負荷は何倍もの重さに変わります。

本来のまっすぐ向いた位置から45度の角度でいると、およそ22㎏・幼児約1人分を首にぶら下げているようなものです。

それでは首も肩も凝るわけです…

首のコリを放っておくと、首周りの血行が悪くなり頭痛やめまい、吐き気などの原因にもなりかねます。

出来るだけスマホを手に取る時間を控え、

必要最低限で画面を見ることをオススメします。

が、スマホもはや生活や仕事の一部として必要不可欠になってしまっているという現実も否めません。

そこで、簡単にできる首・肩の疲れのセルフケアをご紹介します。

頭のぼんやりもスッキリ!首の疲れに効くツボ

【風池(ふうち)】

首の後ろの左右のスジに指をおき、指をすり上げていきます。

髪の生え際まできたら、左右外側のくぼみでいちばんへこんでいるところが風池です。

【天柱(てんちゅう)

「天柱」は「風池」から親指1本分内側寄りのやや下に位置します。

それぞれのツボを、親指でゆっくり押してあげます。

また、右ひじをテーブルについて、

頭の重みを親指に上手くのせてあげると上手く指圧することができます。

左側を押すときも同様です。

5秒間押したら、力をゆっくりゆるめる。

左右10回ずつ押してあげましょう。

横になってひじをつくのも良いでしょう。

首こり解消!肩・首に効くストレッチ!

首こりを解消するためには、どの部分をストレッチしていけば良いのでしょうか?

それは、

肩甲挙筋(深層筋)

僧帽筋(表層筋)

です。

首の周りを支える筋肉は他にもたくさんありますが、

今回は、首こりの主な原因となる上記二つに注目して、

ストレッチ法をご紹介いたします。

肩甲挙筋とは?

全部で7つある頸椎(首の骨)の1~4番目から肩甲骨の上部に繋がっている筋肉です。

《肩甲挙筋の役割》

肩甲挙筋は、肩甲骨を引き上げるための筋肉です。

・肩をすくめる

・腕を上げる

などの動きをする際に使われます。

僧帽筋とは?

後頭部の頭と首の継ぎ目から、腰の少し上にまで広範囲にわたってついているとても大きな筋肉です。


《僧帽筋の役割》

・肩甲骨の動きを補助する

・ものを持ち上げるための筋肉、三角筋の働きを補助する

僧帽筋は上部・中部・下部と三つに分類されますが、肩や首のこりは上部の筋肉が緊張することが主な原因と言われています。

それでは、上記二つの筋肉を伸ばすストレッチ法を下記で見ていきましょう。

筋肉は骨から骨へ繋がっています。

その端と端を離そうとすることで、ストレッチできます。


《僧帽筋・肩甲挙筋ストレッチ法》

【僧帽筋ストレッチ】

1.背筋をしっかり伸ばし、イスに腰かけましょう

2.左手を背中に回し、右手を頭の上に置きます

3.ゆっくりと右側に頭を倒します

4.首・肩回りが伸びているか意識しながら20秒間キープします

5.ゆっくりと頭をもとの位置に戻し、逆も同様におこなっていきます

【肩甲挙筋ストレッチ】


肩甲挙筋を伸ばす場合 、やり方は僧帽筋のストレッチと同じですが、

僧帽筋のストレッチの時より、首を少し前方に倒してあげましょう。

《ストレッチをする際の重要ポイント》

・呼吸を止めない

・リラックスした状態でおこなう

・背中が丸まらないよう、まっすぐ伸ばす

・無理に伸ばしすぎない

ストレッチをする前に、肩・首周りをよく温めてからおこなうとより効果的です!

(湯船に浸かる・蒸しタオルで温める等がおススメです)

新生活が始まり、全身に疲労が溜まらないうちに当店にもぜひお越しくださいね(^^)

もみくるは、お疲れの皆さまの強い味方です!!